CPU | LH0080(Z80A) 4MHz |
PSG | 8255のPC2を使用 |
ROM | 2KB(IPL) |
RAM | 日本64KB、ヨローッパ32KB(オプションで+32KB) |
VRAM | 2KB(SRAM) |
GRAM | 8KB(SRAM)*2(オプション) |
ほぼ日本・ヨーロッパ同時発売(日本が後発)とかなり珍しく
Z80A 4MHz、サイクルスチールによるテキスト表示の為、
当時で最高速なパソコン(シャープのカタログにもパソコンと表記)となる
mz−80Kシリーズの不満を解消するがサウンド周りは逆に不満が残る
グラフィックはオプションなのも不満(mz−80B2では1枚付属)
カラーグラフィックも一応サポートはされる
システムもヨローパの32KBモデルに合わせた為か
BASICでは色々と粗が見えてくるが(エラーメッセージ等)メモリの心配が少なく
mz−80Kをベースにしている為、ソフトの移植も容易にしているのも良い
割込み
モニタではモード1を使用していますが、割込みを使用する場合モード2を使用します
デージー・チェーンで、キーボード割込みも使用可
IPL・メモリ
電源を入れる、またはIPLリセットを押すとブートモードになり
VRAM+GRAM1をクリア、メッセージ出力をして
00000H〜01FFFHにIPLプログラム
08000H〜0FFFFHにRAMブロック1が配置されます
IPLプログラムは外部メモリ、CMT、FDDのいずれかから
ファイルを08000H(RAMブロック1)から
ロード、ロード終了すればノーマルリセットで
00000H〜07FFFHにRAMブロック1
08000H〜0FFFFHにRAMブロック2が配置されます
*CMTからのロードではファイル属性001Hとファイルの長さしかチェックしておらず
ロードアドレスが0B000Hや05000Hでも
RAMブロック1の先頭08000Hからロードされ
ノーマルリセットで先頭00000Hとして実行されます
つまりOBJファイルを00000H番地に強制ロード、実行されます
ただしRAMブロック1範囲内32KBまで(スタックワークを含む)
起動順位
“C”キーを押しながらのCMT
“/”キーを押しながらの外部メモリ
FD
CMT
PIO
VRAMコントロールとキーボードスキャンを行います
1=オフ、0=オン
ハンドシェィク
CN9 :1 PB STB
2 PB RDY
3 GND
CN10:1 PA STB
2 PA RDY
3 GND
I/Oポート
000H〜0AFH:ユーザー領域
MZ−8BIO2 ユニバーサルIF *DIPによるI/Oポート変更可(オン=0、オフ=1)
000H :入力ポート
d7:I17
d6:I16
d5:I15
d4:I14
d3:I13
d2:I12
d1:I11
d0:I10
:出力ポート
d7:O17
d6:O16
d5:O15
d4:O14
d3:O13
d2:O12
d1:O11
d0:O10
001H :入力ポート
d7:I27
d6:I26
d5:I25
d4:I24
d3:I23
d2:I22
d1:I21
d0:I20
:出力ポート
d7:O27
d6:O26
d5:O25
d4:O24
d3:O23
d2:O22
d1:O21
d0:O20
PIO−3030 ROMボード *DIPによるI/Oポート変更可
IPL起動するには0F8Hに設定
000H :ROMアドレス上位(出力)
d7:無効
d6:ROMセレクトC 000=ROM1
d5:ROMセレクトB :
d4:ROMセレクトA 111=ROM8
d3:A11 ROMは2532を最大8つ(32KB)
d2:A10 ROM1 00000H〜00FFFH
d1:A9 :
d0:A8 ROM8 07000H〜07FFFH
001H :ROMデータ(入力)
d7:D7 入力後アドレスはINCされる
d6:D6
d5:D5
d4:D4
d3:D3
d2:D2
d1:D1
d0:D0
ROMアドレス下位(出力)
d7:A7
d6:A6
d5:A5
d4:A4
d3:A3
d2:A2
d1:A1
d0:A0
003H :ROMアドレスクリア(出力)
d7:無効 ここのポートを出力するだけで
d6: 〃 ROMアドレスの上位+下位が00000Hになる
d5: 〃
d4: 〃
d3: 〃
d2: 〃
d1: 〃
d0: 〃
000H :PIO−3039 カラーグラフィック・ボード
MZ−8BIO3 RS−232C *DIPによるI/Oポート変更可(オン=0、オフ=1)
出荷設定では0B0H
MZ−1E24も同様(ただしジャンパは接続モード1に設定)
0B0H :Z80SIO/0 チンャネルA データ
0B1H :Z80SIO/0 チンャネルA コントロール
0B2H :Z80SIO/0 チンャネルB データ
0B3H :Z80SIO/0 チンャネルB コントロール
MZ−8BIO4 GP−IB IEEE−488
0C0H〜0CFH:
クィックディスク *mz−80Bでは使用しません
0D0H :QD SIO Aデータ
0D1H :QD SIO Bデータ
0D2H :QD SIO Aコントロール
0D3H :QD SIO Bコントロール
0D4H〜0D7H:不明
MZ−80FI
フロッピーディスク
0D8H :FDD MB8866 STR/CR
0D9H :FDD MB8866 TR
0DAH :FDD MB8866 SCR
0DBH :FDD MB8866 DR
0DCH :FDDコントロール
d7:1=FDDモータ オン、0=FDDモータ オフ
d6:未使用
d5: 〃
d4: 〃
d3: 〃
d2:1=ドライブの選択をする、0=ドライブの選択をしない
d1:DS d1 11=ドライブ4、10=ドライブ3
d0:DS d0 01=ドライブ2、00=ドライブ1
0DDH :FDDコントロール
d7:未使用
d6: 〃
d5: 〃
d4: 〃
d3: 〃
d2: 〃
d1: 〃
d0:サイドセレクト
MZ−80B
0E0H :8255 PA(出力)
d7:LED カナ(RVS) 1=オン 、0=オフ
d6:LED GRPH 1=オン 、0=オフ
d5:LED SFT LOCK 1=オン 、0=オフ
d4:CRT VID 1=ノーマル 、0=リバース
d3:CMT STOP 1=STOP 、0=何もしない
d2:CMT PNL 1=PLAY 、0=何もしない
d1:CMT BLK1 1=FF状態 、0=REW状態
d0:CMT BLK2 1=モーターオン、0=モーターオフ
PNL =PLAY
BLK1=FF.REW Ready
BLK0=MOTOR ON
0E1H :8255 PB(入力)
d7:KEY BRK CMT BREAK用 (PIO B7の内容)
d6:CMT RDATA CMT入力データ
d5:CMT TREADY 1=テープなし 、0=テープあり
d4:CMT WREADY 1=書き込み禁止 、0=書き込み可能
d3:P3 未使用 プルアップで常に1
d2:P2 〃 プルアップで常に1
d1:P1 〃 プルアップで常に1
d0:CRT BLANK 1=ブランキング中、0=ブランキング外
0E2H :8255 PC(出力)
d7:CMT WDATA CMT出力データ
d6:CMT WRITE 1=リード状態 、0=ライト状態
d5:CMT REW FFとREWのラッチの状態
d4:CMT OPEN 1=何もしない 、0=EJECT
d3:BST ブートリセット 1=何もしない 、0=IPLリセット
d2:サウンド出力
d1:NST リセット 1=ノーマルリセット、0=何もしない
d0:CRT VGATE 1=画面の表示オフ 、0=画面の表示オン
0E3H :8255 コントロールワード
0E4H :8253 C0 カウンタ0でモード2 クロック31.25KHz
0E5H :8253 C1 カウンタ1でモード2 モニタでは1秒ごと)
0E6H :8253 C2 カウンタ2でモード2 モニタでは12時間ごと
0E7H :8253 CW 8253のモードコントロール
0E8H :PIO ポートA キーストローブ、コントロール(出力モード3で使用)
d7:CRT DSP 1=VRAM+GRAM選択、0=メインRAM選択
d6:CRT DSPAD 1=RAMブロック1選択 、0=RAMブロック2選択
d5:CRT CH80 1=テキスト80桁表示 、0=テキスト40桁表示
d4:KEY ストローブゲート 1=キーストローブ全てH 、0=キーストローブ全部Lにする
d3:KEY キーストローブ d3 (0〜Bまで有効)
d2:KEY キーストローブ d2
d1:KEY キーストローブ d1
d0:KEY キーストローブ d0
0E9H :PIO コントロールA
0EAH :PIO ポートB キーボードデータ(入力モード3で使用)
d7:KEY キーデータd7
d6:KEY キーデータd6
d5:KEY キーデータd5
d4:KEY キーデータd4
d3:KEY キーデータd3
d2:KEY キーデータd2
d1:KEY キーデータd1
d0:KEY キーデータd0
0EBH :PIO コントロールB
マークカードリーダー
0ECH〜0EDH:
MZ−80DU カラーアダプタ
0EEH〜0EFH:
0F0H〜0F3H:不明
MZ−80B GRAMコントロール
0F4H :GRAMコントロール
・――――――――――――――――――――――――・
| | GRAM1 | GRAM2 |
|出力 |―――――――――+―――――――――|
|データ |書き込み| 表示 |書き込み| 表示 |
|――――+――――+――――+――――+――――|
|000H| ○ | × | × | × |
|001H| × | × | O | × |
|002H| ○ | ○ | × | × |
|003H| × | ○ | ○ | × |
|00CH| ○ | × | × | ○ |
|00DH| × | × | ○ | ○ |
|00EH| ○ | ○ | × | ○ |
|00FH| × | ○ | ○ | ○ |
・――――――――――――――――――――――――・
0F5H〜0F7H:不明
外部メモリ
0F8H :外部メモリ内のアドレス上位(出力)
外部メモリのアドレスカウンタのリセット(入力)
0F9H :外部メモリ内のアドレス下位(出力)
外部メモリデータの読み込み(入力)
0FAH :外部メモリデータの書き込み(出力)
未使用(入力)
0FBH :
紙テープリード、パンチャー
0FCH〜0FDH:
プリンタ(シャープ純正)
0FEH:プリンタ コントロール
d7:RDP (出力)
d6:IRT (出力)
d5:− (出力)
d4:− (出力)
d3:0 (入力)
d2:0 (入力)
d1:/STATUS(入力)
d0:/RDA (入力)
0FFH:プリンタ データ
d7:RD7 (出力)
d6:RD6 (出力)
d5:RD5 (出力)
d4:RD4 (出力)
d3:RD3 (出力)
d2:RD2 (出力)
d1:RD1 (出力)
d0:RD0 (出力)
PIO−3050 セントロニクス仕様 プリンタ
シャープのプリンタ制御をCPUμPD8748で
セントロニクス仕様のプリンタ制御に変換します
その為、純正IFと同じアクセス方法になります
0FEH:プリンタ コントロール
d7:RDP (出力)
d6:IRT (出力)
d5:− (出力)
d4:− (出力)
d3:0 (入力)
d2:0 (入力)
d1:/STATUS(入力)
d0:/RDA (入力)
0FFH:プリンタ データ
d7:RD7 (出力)
d6:RD6 (出力)
d5:RD5 (出力)
d4:RD4 (出力)
d3:RD3 (出力)
d2:RD2 (出力)
d1:RD1 (出力)
d0:RD0 (出力)
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