０１８ ｍｚ−７００＋ＰＣＧ ゼラートル ＊ｅＭＺ−７００を使用
この物語は、あるゲームの動作に闘いを挑んだ ポンコツＥｎｒｉの記録である。 レトロゲーム界において全く無名のポンコツ、 部屋の中から適当に雑誌等を使い、 わずか数年でなんとか成し遂げた軌跡を通じて、 その原動力となった情報と愛を、 なんとなくテキストした物である。 かなり昔に打ち込んだけど動かない いやさゲーム自体は動くがＰＣＧ定義がでけん となりゃ動かない原因が気になるつーもん “先生！くやしいです、ゲームに勝ちたいです！” てなもんで“今からプログラムを解析する” １本目がＢＡＳＩＣのローダー ２本目がマシン語のＰＣＧ定義プログラム ０Ｅ０Ａ０Ｈ〜０Ｅ１５７Ｈ ３本目がメインのＢＡＳＩＣプログラム ＰＣＧが定義出来ないので２本目が問題なのは当然 プログラムにバグがあるかプログラムを覗く おかしい所はなさそうコレは困った．．．↑無理して遊べん事は無いけど．．． あれから何年たったか忘れたけど、 いろいろかき集めた情報が ・ＰＣＧ１２００とＰＣＧ７００は ほぼ同じハードで接続コネクタ、ＳＷが違う ＰＣＧ７００には回路を切るジャンパがある ・ｍｚ−１２００にはｍｚ−７００のメモリとＩ／Ｏポートのバンク切り替えは無い ・Ｏｈ！ｍｚ ’８４ ８月号のｍｚ−１５００の回路説明で ｍｚ−７００の外部ユニット側でＲＯＭ、内部ＤＲＡＭ選択の検知が必要 つまりｍｚ−７００ではバンク状態をハード監視する必要がある ・動作がおかしいと思われるマシン語は Ｉ／Ｏポートに近い０Ｅ０Ａ０Ｈから動かしている これらを都合良く自分勝手に解釈すれば この領域ではエミュレータではＰＣＧ定義が出来ないのが原因 ＰＣＧ７００には回路を切るジャンパは 裏ＲＡＭ部分を利用して読み書きすると ＰＣＧのメモリマップ・ド・Ｉ／Ｏをアクセスしてしまう可能性が出てくる その為に切り離すＳＷがあると楽 んで実際にリロケート、実行で定義出来たんだなぁ もっと早く気づけば良かったんだけどねぇ とりあえず動かす為には ローダーは無視してＨｕモニタでマシン語を ＬＣ０Ａ０でＣ０Ａ０からロード Ｃ０Ｃ４：２１ ００ Ｅ１から２１ ００ Ｃ１に変更 これを一旦、セーブする Ｓ Ｃ０Ａ０ Ｃ１５７ Ｃ０Ａ０：ＢＩＮ 再起動してＲＯＭモニタから マシン語をロード、ＪＣ０Ａ０、ＪＣ０Ｃ４ Ｊ００００でモニタに戻り、Ｈｕ−ＢＡＳＩＣをロード メインプログラムをロードして１０行の中のＣＡＬＬ文２つを削除 これでＯＫ 久し振りに試してみてＨｕモニタ内でロード、実行しても 定義されないのでＲＯＭモニタで実行するようにする 原因はいろいろと考えられるけど 定義出来たらこっちのもん（？） 後はＲＯＭモニタでロード時画面がおかしくなる まぁコレはファイルネームに００ＤＨが入らない為 後ろのＦＣＢデータが表示されるだけなので気にしない
↑タイトル画面、これを出すのに一苦労 このゲームＰｉＯ ’８５ １２月号 特集 アドベンチャーに挑戦！の一つでＸ１ ゼラートルの移植版 目的はゼラルの中にいるゼラートル、ドラゴンを倒す事 移動は８方向、この１画面を所狭しと駆け巡る 食料は食べ過ぎると腹痛で５０になる 町は武器か食料店の２つ 武器・防具はあるものの全て戦力として加算され 体力も戦力として加えられる 歩けば体力が減ると戦力も減っていく 体力の回復は食料を食べる事で回復だが 食べ過ぎると腹痛を起こし５０になってしまう つまり常に程よく体力を満タンに近い状態で 敵を倒し金貨を稼ぎつつパワーアップしていく事 ココは金と戦力がモノをいう世界
↑スタートしてすぐ上の町で武器を購入 剣を買っても最弱の種族 ○人さんにもタマに負けるが なんとか金貨を稼ぎ食料を潤沢にしつつ 武器をアップグレート、会話はしなくても大丈夫 つか幽霊さんにヘタに会話して “殺してやろう”と言われて即ゲームオーバーなんて事もある ゲームオーバーは体力、金貨がマイナス、ゼレル内で敗戦 クリアはゼラル内で勝利 金貨がマイナスでゲームオーバーは ちと納得いかないが仕方ない
↑金貨がなくなりゲームオーバー（キビしー） 先ほどもいった通り戦力がモノをいうので 相手より戦力が上回ったら一気に戦力奪う 逆に下回ったら一気に戦力奪われる 戦力はドラゴン、ゼラートル以外は基本戦力＋乱数なので 種族の戦力の最大値を想像して 確実に勝てるようにパワーアップしていけばクリアは出来る 軌道にのれば後は楽になるという事 この戦闘システムにはやや不満があるが ゲーム自体にセーブ・ロードもないので 短時間で決着がつくのでちょっと遊ぶにはイイ 当時としてはザナドゥ、ハイドライドIIのアクションＲＰＧブーム真っ只中 少しでもＲＰＧの分陰気を味わいたい 特定の機種のユーザーにはよくあるお話
↑勝ち確定エンディングまであと一歩
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